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オーシャンズに続けてアバターを見る。

いや~、おもしろかった。もう、これが感想のすべてなんだけど。
先輩が「お前、アバター見るなら川崎じゃないとダメだっての!」というので 今回は川崎の109シネマズ。なんでも、IMAXデジタルシアターという日本 でも4か所しかない映画館とのこと。よくわからないけど、200円高くてちょ っとだまされた気分(笑)。
3Dは赤と青のフィルムを貼り付けた安っぽいメガネで見て以来。なんだ か、あのメガネってパーティーいかなあかんねんな感じで、3Dの映画って だけで、子供だましみたいなイメージがあったわけだが、しっかりしたサン グラスっぽいメガネを渡される。軽いし。
嫌がらせのように左も右もカップルの間にはさまってメガネをかけると、カッ プルと合わせて5人でフィンガー5みたい。へへへ、俺がアキラ(笑)。
映画が始まった瞬間、「うおっ!」。すげぇよ3D、すげぇってば3D。今、こん な時代になっちゃってるのか。普通に興奮。もうこれだけでほぼ満足。最 初、一番手前の字幕と奥の映像との目のピントの行き来に苦労したが、や がて慣れた。映画は字幕で見るが、この内容なら日本語吹き替えのほうが 見やすいかも。
はからずもオーシャンズとアバターは、ざっくり言えば「自然を破壊する人間 様」という共通テーマがあったが、アバターはファンタジーかつシンプルなの で、考えなくていいのが気持ちいい。
「真実や正義はひとつではない」なんてまどろっこしい描かれ方ではなく勧 善懲悪。人間代表の大佐もしっかり悪として描かれていて、逆に好きになっ ちゃうようなキャラクター。何でしょう、ハイパーな水戸黄門を見ている感じ。
変身、超人、空、宇宙、恋、天空、異世界、神様......etcと、もう、あらゆる ワクワクなキーワードが入っていて、全部叶う。しかも3Dの立体的な映像と 音響でリアル。個人的には、空に山が浮いていたり、空を飛んだりな映像を 見せられるだけで、もう楽しくて楽しくて仕方ない。
水戸黄門的な爽快感を一番味わえたのは、伝説の赤いでっかい鳥に乗っ て主役が登場するシーン。「長い歴史の中で、過去に5人しか乗れたことが ない」なんていう、わかりやすい前ふりがあったときから、「来るぞ~、来る ぞ~、乗ってくるぞ~」とワクワクしていたので、登場した瞬間、「どうだ~」 って気分。印籠と同じで、これですべてがオールオッケーになってしまうわ けだが誠に気持ちいい。
恋も絶好調。
ナヴィ族の女の子も異形と思わせつつ、ちゃんと可愛いと思わせるキャラク ターになっていて、まあ、最終的には「アタバーもえくぼ」(誰かすでに言って そう・笑)。何なら付き合いたい。
最後の場面も裏切らない。
こういうのって、だいたい別れがきてしまう。そして、そういう別れを通じてい ろいろ人生を諭されるわけだが、「ずっと一緒だよ」ってことで終わる。い や、本気でホッとした。ここまできて、最後の最後で考えさせられたくない。 ハッピーエンドがいい。妖怪人間べムとか銀河鉄道999のように心にしみ るラストもいいが、ジーンよりヒャッホーで終わりたいときもある。う~ん、や っぱり直前にオーシャンズを見たってのも大きい気がする。
この映画、ストーリーで批判されたりもしているらしいが、「人間の愚かさ」 や「自然との共存」なんて、監督は絶対に最初から本気で考えていないと 思う。スポンサーや映像の見せ方、流行なんかを考えたら「このテーマじゃ ね?」って感じ。ものすごい水戸黄門を作りたかったんじゃないかな~。
この映画の舞台が地球で、ナビィ族がアフリカかどこかの先住民の話で全 部実写だったら一気に生臭さが増えて面倒なことになるし、ストーリーも「そ れじゃマズイだろ」って話になるし、逆に、もっと複雑にストーリーを作りこま れたら、3Dの楽しさに集中できない。
個人的には、最高の娯楽映画として楽しかった。あと、大佐は最強(笑)。 深読みすれば、この人が一番素晴らしいかも。いずれにせよ、3Dじゃない とあんまり意味がない気が。あと、カップルで行くといいと思います......(泣)。
ただ、心のカウンセラーとしてご飯を食べている僕の友人なんかは、「生き 辛さと実存不安を抱えた人が別世界で居場所を見つけてハッピー!」という 視点でこの映画を見ていて、「これは生き辛さを抱えた人には負に効いちゃ うよ」って言っていた。
なるほど、「自然との共存」って視点で見ていたけど、変身っていうかリセッ ト願望とか実存問題的な視点で見るってのもあるんだな~。映画の見方っ て人それぞれでおもしろい。
でも、内心では「いや~、でもここまで作り物な話に現実が引っ張られる人 はいないでしょ~」なんて思っていたら、いるんですね、効いちゃう人。しか も、いっぱい(笑)。 http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN201001120028.html さすが生き辛い人たちと日々接しているプロ。映像がリアル過ぎってことな のか。
彼は「異世界体験を現実世界に立ち向かう成長に結びつける」って終わり 方じゃないとね~なんて言っていたが、こっちとしては異世界に行きっぱな しが快楽なんだけどな~。
受け取り方もいろいろだなと、当たり前のことを思ってみたりな映画デーで した。今週もまたいろいろ見てこよっと。
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